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過去にフロントページを飾った写真のアーカイブです。

113 series, painted in Yokosuka Line color JPN稲穂の海。

四季が時代が進むよりも早く。

:: Canon EOS 50D + CANON EF70-200mm f/2.8 L USM , at JR総武本線 物井~佐倉, 2010/08/22::

Tadami-Line, JPN盛夏の会津横田。

峠を越えて車窓が遷ろうように、時刻と四季と、異なる軸を旅する。

:: Canon EOS 20D + CANON EF70-200mm f/2.8 L USM , at JR只見線 会津横田~会津大塩, 2010/07/26::

Tadami-Line, JPN残照の雑踏。

広大だった、密の世界。

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 500mm F4P Ai ED , at JR東海道本線 東京~新橋, 2017/09/13::

Tadami-Line, JPN厳しい冬は、春を春らしくする。

ヨンマルが描き出す、四季の螺旋。

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 105/2.5 AI-s , at JR只見線 大白川~只見, 2018/04/28::

Tadami-Line, JPN雪の花が咲いた。

ヨンマルが描き出す、四季の螺旋。

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 300/2.8 Ai-S ED-IF , at JR只見線 郷戸~会津柳津, 2014/03/08::

Tadami-Line, JPN小雪が見せる生命感。

この年も、雪の少ない年でした。

:: CANON EOS 5D mark III + CANON EF70-200mm f/2.8 L USM at JR只見線, 会津水沼-早戸, 2016/02/07 ::

Tadami-Line, JPN老いていく森。

眠りの季節が近づいて。

:: CANON EOS 5D mark III + SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG at JR只見線, 大白川-只見, 2013/11/10 ::

Tadami-Line, JPN夏が終わる。

稲が香りはじめると、幻のように去っていく。

:: CANON EOS 5D mark II + EF70-200mm f/2.8 L USM, + EXTENDER EF 1.4x at JR只見線, 新鶴-会津坂下, 2012/08/12 ::

Aizu-wakamatsu, JPN七夕の朝

彦星は出会えるだろうか、織姫に。

:: Canon EOS 5D mark III + Carl Zeiss Sonnar 2.8/85 T* AEJ Y/C at JR只見線, 会津西方-会津宮下 ::

Aizu-wakamatsu, JPN春の朝を迎える、神さまの庭で。

特等席の絶景に、いつもの参拝者。
始発423Dであれば鳥居に光が入る。
春の朝は霧が多発し、ひとたび晴れると貴重な景色となる。

:: Canon EOS 5D mark III + Carl Zeiss Distagon 2.0/35 T* zf2, at JR只見線 会津高田-根岸 ::

Aizu-wakamatsu, JPN冬の備えは、手造りで。

厳しい地吹雪に曝される地域では、初雪前後に防雪柵が建造されます。
高性能な吹き払い柵に置き換えが進んだ道路と対照的に、鉄道用はまだまだ手作り。

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 300/2.8 Ai-S ED-IF , at JR只見線 会津坂下~若宮 ::

Aizu-wakamatsu, JPN

秋晴れが待ち遠しいのは鉄ちゃんや観光客のみならず。
秋めく空模様に慌ただしく収穫を控えた仕度が始まる。
美しい秋空に誘われて出かけると、豊川の田園では作業がまさに始まろうとしていた。
コンバインに乗り込む農家の方々に許可を戴いて、磐越西線を行く朝の国鉄キハをスナップ。
なんて気持ちのいい朝なんだろう...
あんちゃんも一杯どう?
(本来こちらから御礼の品を差し入れすべきところを)お言葉に甘えて戴いてしまった缶コーヒーは、格別だった。

:: Canon EOS5D mark II + TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di, at JR磐越西線 会津豊川~姥堂, 2012/09/17 ::

Aidzu-Wakamatsu, Fukushima, JPNかかった!

地理の教科書で有名な阿賀野川は福島県内では阿賀川と呼ばれ、特に会津地方では大川の呼び名が一般的である。
7月に入るとアユの友釣りが解禁され、多くの釣り人で賑わうようになる。
過疎ダイヤ路線の只見線も日が傾く時刻は比較的チャンスが増えるとはいえ、魚や釣り人の動きとタイミングを合わせることは難しい。
この時も散々迷った挙句、先日の大水で形成されたと思しき突端に三脚を構える。
列車が西若松を出た頃だ。
すると突然、ファインダーに収まっていた竿にググっと力がこもる。
まさか...
心拍数が上がる。
単焦点では対応範囲に限界がある。頼む、収まってくれ...
風も止まるような緊張感を他所に、さわやかに列車は通過していった。

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 300/2.8 Ai-S ED-IF , at JR只見線 西若松~会津本郷, 2016/08/07 ::

Aidzu-Wakamatsu, Fukushima, JPN雪の化身。

地平を覆った雪はやがて融け、
巡り巡って再び盆地を潤す。

:: Canon EOS 5D mark III + EF 135mm F2 L USM, at JR只見線 根岸~会津高田, 2016/05/22 ::

Oshirakawa, Niigata, JPN或る朝、霧が晴れた。

春は少し遅れて山里に到着し
列車はいつも通り日常を運ぶ。

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 300/2.8 Ai-S ED-IF at JR磐越西線 野沢駅, 2016/04/19, 220D ::

Oshirakawa, Niigata, JPN季節を渡る。

破間川が、夕闇に飲まれる前に。

:: Canon EOS 5D mark III + Carl Zeiss Planar 1.4/50 T*AEJ w/ Half ND8 soft 於 只見線 大白川〜只見 2426D ::

Inawashiro,Fukushima,JPN幽玄の車窓へ。

只見線の夏の風物詩・川霧。
湿度の高い朝に好発するが、秒単位で変化するその姿はまるで生き物。
Xバンドや国道ライブカメラなど先端技術を駆使して予測を試みても、やはり結局は運試し。
この日は第四橋梁を望むR252水沼橋に、みんな申し合わせたわけでもないのに集結していた。
おひさしぶりです。
このまま仕事に行きます。
ご挨拶もつかの間、会津中川の発車時刻が近づく。
「これは今年一番じゃないかな...?」
どこからともなく、そんな声が漏れると
ごとん、ごとんごとん...
424Dがいつものように只見川を渡る。
そう『その時』は、驚くほど静かに訪れるんだ...

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 105mm f/2.5 Ai-S at 只見線 会津中川〜会津水沼, 2015/08/23 ::

Inawashiro,Fukushima,JPN夏が目覚める。

田植えの水鏡に熱狂する季節を迎えると、苗が予想を上回る早さでぐんぐん成長して驚かされる。
水鳥も集まり賑やかになった水田は、夏至へ向け伸びていく日照時時間に比例して黄緑色へと変化していく。
朝靄が希釈され陽光が届き始めた頃、季節に併せるようにゆっくりと進む422Dを見送った。

:: Canon EOS 5D mark II + Carl Zeiss Planar 50/1.4 T* AEJ at Tadami Line, between Aizu-Yanaidsu and Aizu-Sakamoto, 2015/06/13 ::

Aizu-Takada, Fukushima, JPN冬のまぼろしが、満開の春に舞い降りた。

会津盆地の桜が見頃を迎えるわずか1週間弱、
思い出したように降雪することがある。
数年に一度見られる、雪化粧と桜と幻の競演。
早朝の数時間、融け消えるまでが勝負である。
予報があれば行動スケジュールは入念に練っておく。
もう会えないと思っていた人と再会するような、妙な一瞬。

:: Canon EOS 5D mark III + NIKKOR 180mm f/2.8 ED AI-s at Tadami Line, between Aizu-Hongo and Aizu-Takada, 2016/04/12, 423D ::

Inawashiro,Fukushima,JPNまだ見ぬ冬へ。

一年で最も日の出が遅くなるこの時期
蒼く照らされた冬の道が、一番列車を誘う。

:: Canon EOS 50D + CANON EF135mm f/2.0 L USM 於 JR只見線 会津坂本〜塔寺, 2013/12/31, 422D ::

Inawashiro,Fukushima,JPN巣穴から顔を出すように。

長い長い眠りを控えて。

:: Canon EOS 5D mark II + Carl Zeiss Planar 50/1.4 T* AEJ 於 JR只見線 旧田子倉駅 ::

Inawashiro,Fukushima,JPN
いくつ夕陽を通り過ぎてきただろう。

小さな駅で、かけがえのない時間をみつけた。

:: Canon EOS 5D mark III + Carl Zeiss Planar 50/1.4 T* AEJ 於 JR只見線 若宮駅 ::

“Her
小さな春。

厳しい冬は、春をより春らしくする。

:: Apr. 2014, JR磐越西線 山都〜喜多方 220D, EOS5D mark III + Nikkor 300/2.8 Ai-S ED-IF ::

Aizu-Mizunuma,Fukushima,JPN
忘れもしない1月3日

容易なアクセスの立ち位置も、降雪期に入ると到達そのものがむずかしくなる。
束の間の年始休みの終盤、程よい着雪を確認して床についた。
予報は良い。
翌朝はここ沢東の俯瞰を目指して20kgを担ぎ雪原を進む。
沼沢沼付近の断崖に点在するアングルを巡る。
熱った体で雪に埋もれていると
体温は瞬く間に雪のそれに近づいていく。
このまま一体化してしまうような感覚だ。
結局この日狙っていた428Dは雪崩で運休となった。
レスキューに入った排雪モーターカーのみを捉えて、帰路についた。

:: Canon EOS 50D + EF 70-200mm f2.8 L USM, at JR Tadami Line 2014.01.03

NakayamaTopuge,Fukushima,JPN
燃える森

会津へ向かう交通の要衝・中山峠。
その南側斜面の林道には磐越西線を遠望する立ち位置が点在している。
午前から陣を張る仲間と合流し、夕方の列車を待つ。
大型車の行き交う要衝にあって、順光は寂しい色づきと決め込んでいたが、
次第に西の斜陽が照らし出した紅葉に、思わず息を呑まざるを得なかった。

:: Canon EOS 5D mark III + Nikkor 180mm f/2.8 Ai-S ED-IF w/Matumi Super Circular PLD at JR Bann-Etsu west Line 2013.11.17

“TomakomaiSta.Hokkaido,JPN”
終わらない旅へ。

憧れの列車が消えた。
成金趣味と化すことなく、
厳かにブルートレインとして息絶えたことが、
せめてもの救いと思う。

:: Canon EOS 5D mark III + EF 70-200mm f2.8 L USM, at JR Murorann Line, TomakomaiSta.Hokkaido,JPN

“TadamiLine,Aidsu-Wakamatsu,fukushima,JPN”
どこか知らない季節へ。

:: Canon EOS 5D mark II + EF24-70mm f/2.8 L USM at JR TADAMI line, Aidsu-Mitashita ~ Hayato

“TadamiLine,Aidsu-Wakamatsu,fukushima,JPN”
北会津の老僧、水練のこと。

この時間まで撮りに出ていられることは稀有だが、
田畑に水が入る時期、飯豊まで見通せる好条件に恵まれた。
用水路に伏せて、息を潜めて。
時折吹く春風に水面が騒ぎ出す。
頼む、鎮まってくれ...
踏切が鳴り主役が現れる。
微かな風だけを感じて、そっとレリーズした。

:: Canon EOS 50D + EF 70-200mm f2.8 L USM, at JR TADAMI line, Aidsu-Takada ~ Negishi ::

“TadamiLine,Aidsu-Wakamatsu,fukushima,JPN”
四季のうつろいは良い、さよならがないからね。

冬も2月になればやがて夜が退いて
未明を駆けた列車たちは朝陽を浴び始める

:: Canon EOS 5D Mark II + EF 135mm F2 L USM, at JR TADAMI line, Aidsu-Takada ~ Negishi ::

“”Ban-etsu
みのりの季節。

こがね色の高原はやがて収穫の季節を迎えた。
畑仕事が片付くと、長い長い冬にが待っている。

:: Canon EOS 5D mark II + Carl Zeiss Planar 1.7/50 T* AEJ + Marumi Super Circular PLD 於 JR磐越西線 川桁?猪苗代 ::

ふもとのふたり。
Fall in Mirror

微睡みに車窓を流し
時を忘れるような旅へ。

:: Canon EOS 20D + Carl Zeiss Planar 1.7/50 T* AEJ 於 JR只見線 会津檜原?会津西方 ::

“Her
Her Eyes

あいづライナー秋期代走は収穫が大きかった。
特に中山峠…ここのポテンシャルは半端じゃない。
紅葉を見送ったと思えば12月の重く湿った降雪が
あっという間に冬の到来を知らせる。
そして夕刻のブルーモーメントは、猪苗代からやがて中山峠へ。
ホワイトアウト寸前だった森が漆黒に包まれんとする頃、3つの灯火が光った。

:: Dec 15. 2013 JR磐越西線 中山宿?沼上(信) EOS5D mkIII + Nikkor 300/2.8 Ai-S ED-IF ::

ふもとのふたり。
2月、会津盆地が晴れた。

金曜夜、バスの車内から見えた外の景色は雪、雪、雪。
坂下以西が運休となってしまった土曜日は、温泉宿でしんしんと積もる雪をぼーっと眺めながら過ごしたのでした。
大雪をもたらした厚い雲は翌日ようやくちぎれ始め...
そうして覗く青空の下、只見線の列車が雪を載せて駆け抜けていきました。
このとき大変お世話になりましたコイウタさま、たまちゃんさまにはこの場を借りて深くお礼申し上げます...

:: Feb 07. 2010 JR只見線 会津本郷〜会津高田 CANON EOS 20D TAMRON SP AF 17-35mm F/2.8-4 Di ::